12月17日(土)
FJCA主催の高校選手権大会予選に出場しました。
今回の大会は、国立代々木競技場第一体育館の建て替えのため、ここで演技をする最後の機会です。
この舞台に立つのが最後だと思うと、力が入ります。
今回の構成で力を入れたところは、スイッチ2基+ヒール2基、バスケットトス(パイク+バックフリップ2基)です。3層では、2-2-1を2基、1-1-1を2基、ラストの3トップを見せどころに練習をしました。
他チームと比べると、11月の時点で仕上がりが遅く、修学旅行・定期試験、おまけにインフルエンザの流行と、不安要素がたくさんありました。しかし、あきらめることなく、3年生最後の大会を笑顔で終わりたいと、集中して練習しました。12月の第1週までは、不安が大きかったのですが、練習を重ねるごとに「もしかすると・・・」という期待が大きくなりました。特に、オープニングのバストスを見ていると、可能性を感じずにはいられませんでした。
大会当日、選手たちの表情は・・・あれ?硬い??引き締まってる?どちらともいえない表情でした。
よく考えれば、はじめて大会に参加する選手が3人います。緊張して当然です。
アップを終えて、リハーサルを迎えました。日常の練習だと、1本目はボロボロ、3~5本目で良くなってくるのがパターンでした。ところが、緊張が良い方に出ました。リハは、パートナーが崩れたのみで、3層は問題なしという奇跡的な結果で、本番に期待が増しました。
本番、最初のトスがきれいに決まると、気合と集中力MAXでした。コールがヘンだったり、モーションを間違えたり、パートナーが揺れたりはしましたが、一つも落とすことなく演技を終えました。
全てのチームが演技を終えて、成績発表の時・・・なんと、29番目に「国士舘高等学校 BRIGHTS」と呼ばれました。歓喜の瞬間です。大会に出場し始めて3年目、はじめての予選突破です。
部員たちの技術的な成長とメンタル面での成長が、この結果をもたらしました。
翌日の準決勝!!頑張りましょう!!